sBOXⅡ

sBOXⅡ

sBOXⅡは、低価格・コンパクトながら豊富なI/Oを取り揃え、広範な用途に対応できる研究ツールです。各種ソフトウエアも付属しているので、“これだけで使える”DSP になっています。 また、MATLAB®/Simulink®により、ブロック線図で構築した制御モデルをシームレスに実現することも可能です。 (MATLAB®、Simulink®、Simulink Coder™、MATLAB Coder™が必要となります。)

  • オールインワンボックス型デジタルコントローラ
  • TI 社製 OMAP-L 137 EVM (372MHz 32bit 浮動小数点DSP + ARM搭載)
  • Ethernet対応によりリアルタイムにデータを取得可能
  • Audio Codecに対応
  • AD 16bit 6ch、DA 14bit 8ch、DI 8bit、DO 8bit、CNT 32bit 6ch標準搭載
  • MATLAB®/Simulink® 対応により、ブロック線図で構築した制御モデルをシームレスに実現

基本構成ソフトウェアアクセサリチュートリアル動画

プロセッサ仕様 TI社製 OMAP-L137 EVM (372MHz 32bit 浮動小数点DSP + ARM搭載)
筐体サイズ   280(W)×170(D)×60(H) mm

アナログ 入力 チャンネル数 6ch
分解能 16bit
変換時間 4μsec (fs:250kHz/max) 全ch同時変換
入力レンジ ±10Vシングルエンド入力
ローパスフィルタ 1次CRフィルター fc=50kHz (typ.)
入力絶縁 なし
出力 チャンネル数 8ch
分解能 14bit
変換時間 40μs/20V (typ.)
出力レンジ ±10V
ローパスフィルタ 1次CRフィルター fc=50kHz (typ.)
出力絶縁 なし
デジタル 入力 入力bit数 8bit
入力方式 TTL
入力ON電流 20mA max 8mA min
最大入力電圧 +5.5V max -0.5V min
信号理論 正論理(High=1、Low=0)
最大入力周波数 5MHz
絶縁 フォトカプラ絶縁
出力 出力bit数 8bit
出力方式 オープンコレクタ
出力ON電流 30mA max(ON時)
最大入力電圧 200V max
信号理論 正論理(1=出力ON、0=出力OFF)(High=1、Low=0)
最大出力周波数 1kHz
絶縁 フォトカプラ絶縁
カウンター入力 チャンネル数 6ch
カウンタ長 32bit
カウントモード 2相パルス、アップダウンパルス
逓倍モード 1逓倍、2逓倍、4逓倍(ソフトウェア選択)
入力レベル TTL 又は 422入力
入力信号デュティ 50%±10%
入力信号周波数 DC 8MHz Max入力
絶縁 フォトカプラ絶縁
ラッチトリガ ソフトウェア、外部トリガ、DSP Timer
付加機能 異常入力検出機能、カウンタプリセット機能、カウント一致検出時の割込み機能、入力フィルタ機能
型式 リアルタイムモニタ機能 通信方法
PASS-SBOXⅡ-LV 有り Ethernet
PASS-SBOXⅡ-CCS (無償版) 無し USBケーブル
SP-SBOXⅡ sBOXⅡ対応インターフェースライブラリ

※ソフトウェアの対応状況はこちらをご覧ください。

PASS-SBOXⅡ-LV 製品概要

MATLAB/Simulinkインターフェース・ソフトウェア

Simulinkで作成した制御モデルをsBOXⅡ実行プログラムとして使用可能にし、プログラム実行やモニタリングを行うためのソフトウェアです。(MATLAB、Simulink、MATLAB Coder、Simulink Coderが別途必要)

※LANパフォーマンス、表示データ数、sBOXⅡ実行速度により、接続可能台数は変動します。
※お使いになるMATLABバージョンに対応したPASS-SBOXⅡ-LVを使用する必要があります。
※対応のバージョンはこちらをご覧ください。
※MATLAB対応バージョンは定期的にバージョンアップを行う予定です。
※対応OSはWindows7 (64bit/32bit)、Windows10(64bit)となります。

DSP制御ソフト開発フロー

■ sBOXⅡ I/Oブロック

Simulink内で使用できるブロックが登録されています。

・I/Oブロック
  アナログ入力
  アナログ出力
  デジタル入力
  デジタル出力
  カウンタ
・Passシステムブロック
  リアルタイムデータ転送
  データ保存
  外部トリガ実行制御
  外部トリガ停止制御

■ 制御モデル

用意されたブロックを使用してSimulinkで制御モデル(ブロック)を作成します。

■ sBOXⅡへの実装

SimulinkブロックからCコードを生成し、自動的に実行プログラムを作成します。
実行ファイルはPASS-SBOXⅡ-LVからsBOXⅡへダウンロードします。

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ホストアプリケーション

■ データのグラフ表示/プログラム実行中のパラメータ変更

任意のデータを表示ツールで表示することができます。
Simulinkモデルで指定したデータをグラフツールでグラフ表示することができます。ブロックパラメータをプログラム実行中に制御ツールで変更することができます。

■ データ保存

・リアルタイムデータ保存
グラフツールに登録した信号を制御プログラム実行中に保存し続けます。
・トリガによるデータ保存
トリガ保存ブロックに入力した信号をホストアプリケーションで取得、保存できます。
最大約400万点、サンプリング周波数1kHz 16chのデータの保存をした場合、約4分のデータを保存できます。

■ DSPプログラムの実行制御

ホストアプリケーションでDSPプログラムの実行と停止を制御できます。

■ GUIのカスタマイズ

用途に合わせ、メイン画面内にツールを自由にレイアウトできます。
タブを使用して、ツールをグループ分けできます。
・制御ツール
制御ツールを使用して、制御プログラムを実行中にブロックパラメータを変更できます。

・表示ツール
表示ツールを使用して、信号をモニタリングできます。

・グラフツール
3種類のグラフを用意しています。
端子台+ケーブルセット
型式 仕様
sBOXⅡ-C06-AIO-120L + sBOX-BNC アナログ入出力(BNC端子台) 端子台仕様 ケーブル仕様
sBOXⅡ-C06-AIO-120L + TB37 アナログ入出力(ネジ端子台) 端子台仕様 ケーブル仕様
sBOXⅡ-C05-DIO-120L + TB37 デジタル入出力(ネジ端子台) 端子台仕様 ケーブル仕様
sBOXⅡ-C04-CNT-120L + TB37 カウンタ入力(ネジ端子台) 端子台仕様 ケーブル仕様
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